エックスサーバーでWordPressをSSL化してみた

Chrome 68から非SSLのサイトはChromeで警告表示されてしまうとアナウンスがありました。
時代は常時SSLなんですね。
A secure web is here to stay

エックスサーバーは無料でSSL化できました。
簡単だったのでメモを残しておきます。

所要時間は1時間半くらい(反映の待ち時間が1時間くらい)です。

バックアップ

まずは何はともあれバックアップ。

エックスサーバーのサーバーパネルから

  • データベース
  • データベース→MySQL設定→MySQLバックアップタブからエクスポートを実行します

  • ファイル
  • アカウント→バックアップ→該当フォルダを選択しダウンロードを実行します

SSL化設定

こちらもエックスサーバーのサーバーパネルから

ドメイン→SSL設定→ドメイン選択→独自SSL設定の追加タブから独自SSL設定を追加する(確定)を実行します

反映まで1時間ほどかかるのでその間にその他の設定をしてしまいます。

.htaccess編集

HTTPでアクセスした際にHTTPSにリダイレクトさせる設定を追加します。

こちらもエックスサーバーのサーバーパネルから

ホームページ→.htaccess編集→ドメイン選択→.htaccess編集タブから下記のリダイレクト設定を追加します

RewriteCond %{HTTPS} !=on [NC]
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]

WordPressでサイトアドレス編集

WordPress管理画面の設定→一般から下記アドレスをhttpsに修正します。

  • WordPress アドレス (URL)
  • サイトアドレス (URL)

Search RegexでURL編集

プラグイン:Search Regexを使用して
すでに投稿している記事に含まれるURLを一括置換します。

Search Regexを実行して下記の値を選択、入力し「Replace&Save」ボタンをクリックするだけです。

  • Source:Post content(記事本文)
  • Limit to:No limit(無制限)
  • Order By:Ascending(昇順)
  • Search pattern(検索文字列):変更前のhttpではじまるサイトアドレス
  • Replace pattern(置換文字列):変更後のhttpsではじまるサイトアドレス

Googleアナリティクス 設定変更

Googleアナリティクスを使用している場合はこちらも変更が必要です。

Googleアナリティクスの管理画面から下記を修正します。

  • プロパティ設定→デフォルトの URL:https
  • ビュー設定→ウェブサイトの URL:https

stork_customの設定変更

これで設定は終わりということで1時間ほど反映を待ってアクセスしてみると
Chromeのアドレスバーに「情報 情報、または保護されていない通信」と表示されてしまっています。

地味にソースを表示して確認してみると非SSLのままのアドレスが残っていました。

修正したのは下記の箇所です。

  • メニューに設定したホームのURL
  • サイトロゴの再設定

まとめ

簡単でしたね。
はじめからSSL化する場合は記事のURL置換も不要なのでそちらのほうがおすすめです。